リメイクBizについて

「リメイクBiz」は、もともと日本文化をビジネスに取り入れたいなという想いから始まった、「まちbiz日本文化部」から発生した、協働プロジェクトです。

このプロジェクトチームは、葬儀屋さん、着付師さん、和裁士さん、おもてなしデザイナーといった面々が集まり、やいのやいのと盛り上がっています。

はじめに、想いがあった

プロジェクト発足は、葬儀屋さんからの一言。

お客様の最期の想いを形にするために、着物を使った商品を作れないか?

結婚式は、通り一遍のものでなくなってきて、当人たちの想いを形にする、自由な形式に代わってきています。
結納をしない、仲人を立てない、式場を使わない、そんな形も増えています。

一方お葬式は、まだまだ受け継がれてきた形に従う方が多いですが、徐々に、自分の好きだったものに囲まれて、最後のお別れをした欲しいという方も増えています。
そのために、エンディングノートを書く方も、増えていますね。

常識といわれていた「こうでなければならない」という形から、自分の「好き」を発信していく形に、時代は変わっていっています。

想いは、危惧とともにあった

他方、着物の現状はどうか?

着物の買取や販売などのリサイクル市場は、近年増えてきていますが、まだまだ陽の目を見ずに、捨てられてしまうものもあります。

着物に使われる「正絹」というシルクは、お蚕が作ってくれた素材です。
昔のお蚕は元気だったのでしょうか(笑)、古いものほど上質の絹素材なのです。

着物の耐久年数は、きちんとお手入れすれば100年と言われています。

そんな良質の着物が、みすみす捨てられていくなんて耐えられない!
ドナドナドナドナ~♪と聴こえてきそうです。

こうして、新しい「想い」の時代と、古いものへの「危惧」が組み合わさって、始まったプロジェクトです。

具体的な、プロジェクトの内容は、今後このブログから発信していきたいと思いますので、楽しみにしてください!

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