着物を用途別に選り分けます

作業風景

あざみ野にある、山内地区センターの和室をお借りして、着物たち選別作業をしました。

分ける基準は、まず汚れやカビ、裂けなど、素材として使用に耐えうるかどうか。

これは、ほとんどの着物がクリアしていました。使用感はあるものの、生地としてはまだまだ十分。

次は用途によって、どんな色・柄が適しているか、それを基準に分けます。

リメイクBIZが、スタート時に販売を予定している商品は、骨壷カバーといわれる、骨壷をすっぽり覆う巾着型のカバーです。

骨壷のサイズは、人一人分の大きなものから、ペット用の小さなものまで、さまざまなサイズがあります。

仕上げた時に、どんな風に柄が出るのか、表地と裏地の組み合わせをイメージしながら、この柄いいね、この色いいね、と話しながら選り分けます。

もう一つ販売を予定している商品は、棺カバーです。

白木の棺をすっぽり覆うように、装飾するものなので、大きな柄のものが適しています。

骨壷カバーとして、柄の出し方が難しそうな、留袖や付け下げなどは、逆に棺カバーとして適しています。

大まかに選別作業が完了しましたので、次回は、実際に作っていただく方々にお会いして、お話をしていきます。

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